*↑弊教室の体験講座で制作する短冊です
お問い合わせを多く頂いています弊教室の体験講座についてご説明致します。
弊教室の体験講座では、金地の短冊に日本画絵具を使用して制作して頂きます。
(お手本や下図などの資料から使用する画材まで、全てこちらで揃えております)
以前は市販されている「岩絵具初心者キット」(ナカガワ胡粉製)を受講生に購入して頂き、それを体験講座の学習キットとして使用していました。
*↑市販されている体験キット(ナカガワ胡粉製)
いつしかこの市販のキットを元に、日本画絵具の特性をもっと加えた独自の体験キットを作りたいと考えるようになりました。
そうした考えで生み出したのが弊教室オリジナルのこの短冊キットです。
特徴は
一枚の短冊を仕上げるまでに、日本画絵具の特性を体験出来る仕組みになっています。
例えば、、
■日本画絵具を重ねて色味を複雑に魅せる日本画特有の「重色効果」を体験
■短冊制作を通して基本的な日本画絵具を一通り使用する体験
短冊制作で使用する絵具
◯胡粉(白色・貝殻)
◯墨(黒色・煤)
◯緑青(緑色・天然岩絵具)
◯朱(赤色・人工顔料)
◯ 樺茶(黄色・新岩絵具)
■プロ御用達の筆職人が作る日本画用筆を使用して彩色する体験
■完成後はその日に持ち帰り、ご自宅へ飾って頂けます!
■本格的に日本画制作を始める際には、きっとこの体験制作が生きるとと思います。
などなど、一枚の短冊を制作する過程で様々な日本画の特性を学べるように盛り込みました。
完成までの所用時間ですが、
早い方だと4コマで完成します。
とはいえ平均では5コマ前後で完成させる方が大半です。
(1コマ=2時間20分)
と書くと、
「えーっ長っー!」と思いますよね。
慣れない環境で慣れない画材を使い、そんな長時間に耐えられるのかと頭を抱えてしまいますよね。
わかりますよ、その不安😅
しかし、受講生の皆さんは日本画の絵具に触れるのが初めての方ばかりですし、日本画制作も初めての方々です。
ですから、講師から制作手順や画材の説明を受ける時間に多くを費やします。
あと、一旦授業が始まると皆さん集中し過ぎてしまうので、途中で何度も休憩時間を挟むようにしています。
後片付けの時間も含みます。
ご自身が制作する時間は思いのほか短いと思います。
ですから1コマや2コマ連続の授業はあっという間に終わってしまいます。
よく受けるご相談に、「自分は才能がなけど受講して良いのか」とか「周りの人がみんな上級者に見えて不安になる」、、などなど。
体験講座を受講される方は未経験者や初心者ばかりです。
8割以上の受講生がこれらの不安を講師へこっそり訴えています☺️
思い切って隣の受講生へ話しかけてみて下さい。
同じ不安を抱えてその場に来ているのが分かりますから。
体験講座終了後は受講生から
「完成した作品を自宅へ飾りました!」とか
「家族に驚かれました!」とか
嬉しいコメントと一緒に画像が送られて来まして、体験講座を終えてこちらもホッコリしています。
やって良かったなと。
(体験講座の運営って予算も掛かる上に準備も大変なのです。。)
*↑白い牡丹を描いた短冊の画像は、体験講座受講生のものです。
体験講座終了後に改めてご自身に合う趣味なのか振り返って下さい。
弊教室の雰囲気や講師が、あなたと相性が合うのか否かも確認して下さい。
日本画の技能習得には長い時間が必要です。
長く教室へ通うためには、お互いの相性って大事ですよね。
この場合の相性が良いって何でしょう。
自分にとって学びが多い場所であると感じられるか、お互いに高め合えるコミュニティーであるか。
ということでしょうか。
相性を大事にしたいので、無理な勧誘はしないようにしています。
ですから場合によっては、他の日本画教室を丁寧にご案内しています。
会場となる小津和紙さんには弊教室以外にも日本画教室が開設しています。
其々の教室は特色が異なります。
講師同士は絵描き仲間ですから、ご自身に合う教室を快くご案内しています。
【体験講座対象者】
⚫︎弊教室へご入会を検討している方
⚫︎日本画制作が未経験の方や、日本画絵具に触れて制作経験がある初心者の方
⚫︎短期間に連続して数回の体験講座へきちんと通える方
⚫︎最終日まで連絡をマメに取り合える方
(受講後はLINEでの連絡になります。LINEが使えない方はご参加頂けません)
これら全てに当てはまる方を対象にしています。
お申し込みはこちらまで宜しくお願い致します。
email : kawase.nihonga@gmail.com
川瀬日本画学校ブログ
https://kawasenihonga.hatenadiary.com/
東京・日本橋の和紙専門店「小津和紙」2階で川瀬日本画学校を開催しています。
https://www.ozuwashi.net/lectureship.html